物理法則などを再現したデジタル空間上で、ロボットの様々な動きを並行・高速でシミュレーションし、最適な動作をAIが学習する。

ここにエヌビディアのGPU(画像処理半導体)を活用することで、膨大な計算を高速化し、短期間で学習できるようにした。

「便利な人型ロボットに感じた感動と不安、実現するのは夢か恐怖か」 佐藤 雅哉 日経クロステック

ヒューマノイドの技術進歩が加速しているそうだ。AIを応用することで拍車がかかった、らしい。上の引用文はヒューマノイドにどうやって動作を教えるかを説明している。

そのうちもっと進化して、人の動作をカメラで取り込む、あるいは動画ファイルをアップロードするだけで、AIが学習して人を真似た操作ができるようになるんじゃないか。10年後には、大工とか鳶職とかもヒューマノイドが受け持つようになってたりしてw

ヒューマノイド技術でも、いまや中国が最先端を走っているらしい。技術面だけでなく、低コスト化の進展も驚くばかりらしい。

一昔前まで、人型ロボットは1体当たり100万元、日本円で2000万円を下らなかったが、例えば、Unitree Robotics(宇樹科技)が量産を開始した人型ロボット「G1」の価格は9万9000元(約200万円)で、従来と比較しても10分の1程度だ。さらに、 設立からわずか10カ月で二足走行ロボットを開発したEngine AI(衆擎機器人)は、3万8500元(約77万円)で人型ロボット「SA01」を発売すると発表している。

中国で進む人型ロボットの進化と低価格化の未来

日経クロステックのこの記事はヒューマノイドが悪用される怖さにも触れている。いちばん怖いのは、やはり兵隊ヒューマノイドだろう。人を強制的に徴兵して、辛い訓練に耐えさせて、戦場に出せば人は死傷もするしPTSDを発症することもある。戦死したら遺族にも年金を出さなきゃいけないし…。

軍隊を作って運営する仕事は面倒で、国家でないとなかなか務まらなかったけど、ヒューマノイドで代替できるとなれば、後はカネさえあれば軍隊が作れる時代が来る。そうなると・・・