三菱商事は9日、三菱重工業子会社のプライメタルズテクノロジーズなどと共同で、水素を用いた新たな還元鉄生産技術の実証に取り組むと発表した。低品位の鉄鉱石なども還元鉄の原料として利用できるようにすることで還元鉄の供給を増やし、二酸化炭素の排出量を抑えられる電炉へのシフトを後押しする。 

 オーストリアの鉄鋼会社フェストアルピーネの製鉄所内に実証プラントを建設し、プライメタルズが持つ技術を導入する。2027年中頃に稼働を開始し、毎時3トン規模で還元鉄などを生産する。原料となる鉄鉱石の7割は英豪資源大手リオティントが供給する予定。(了)
(記事提供元=時事通信社)

提供元・Business Journal

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