森下龍矢 写真:Getty Images

 日本代表招集歴のあるMF森下龍矢は、ポーランド1部レギア・ワルシャワの主力選手として活躍。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグのチェルシー戦を前に、移籍の可能性が報じられている。

 ポーランドメディア『TVP SPORT』は4月9日、ワルシャワ所属選手の去就を特集。2024/25シーズン終了後の移籍ウィンドウで500万ユーロ(約8.1億円)の資金調達を計画している現状を紹介した上で、「ワルシャワは多くの決断を下すことになるだろう。最大20件の移籍を手掛ける可能性がある」「ビッグクラブがワルシャワ所属選手のひとりに関心を示している」と伝えた。

 また、2024年12月に名古屋グランパスからワルシャワへの完全移籍移行が決まり、2028年夏までの複数年契約を結んだ森下については、「彼に関心を寄せているクラブがある可能性も否定できない」とリポート。ここまで公式戦で12ゴール11アシストをマークしていることに触れた上で、「魅力的かもしれない」と綴っている。

 サガン鳥栖や名古屋在籍時は主にディフェンダーとしてプレーしていた森下。2023年12月に名古屋からワルシャワへ1年間の期限付き移籍により加入すると、ワルシャワでは攻撃的MFとしてレギュラーを掴んでいるが、2024年1月1日の国際親善試合タイ戦を最後に、日本代表招集から遠ざかっている。

 2026年のFIFAワールドカップ北中米大会参戦を目指しているとみられる森下。ポーランドで圧倒的な成績を残しているだけに、欧州5大リーグへのステップアップ移籍が期待される。