
スコティッシュ・プレミアシップの強豪セルティックは、4月6日にセント・ジョンストンと対戦し0-1の敗北を喫した。試合開始早々の4分にフリーキックからヘディングを決められ、これが決勝点となった。セルティックはこの試合80%のボール支配率を記録し、26本ものシュートを放ちながらも、相手の堅守を崩すことができなかった。
そしてこの試合で注目を集めたのは、セルティック所属の日本代表FW前田大然の61分の交代だ。前田はFWアダム・イダと交代したが、これが戦術的な判断なのか、それとも負傷によるものなのか、ファンの間で憶測を呼んでいる。クラブからの公式な発表はまだなく、ファンはその理由について明確な説明を求めている。
前田は今2024/25シーズン絶好調で、すでに30ゴールを挙げており、セルティックの得点源として重要な存在となっている。この試合でも前田は決定的な場面でシュートを放ったが、相手GKアンディ・フィッシャーに阻まれた。
一方、交代で入ったFWアダム・イダは、試合の流れを変えることができなかった。彼はイングランド2部のノリッジ・シティからの完全移籍後、期待された活躍を見せる場面が限られており、今回の試合でも目立った成果を上げることはできなかった。
セルティックは今シーズンもリーグ戦で首位を快走しているが、ここにきて優勝へ足踏み状態となっている。イダの不調も重なって1月にリーグ・アンのスタッド・レンヌへ移籍した日本代表FW古橋亨梧の穴を埋められていない現状が浮き彫りになってきた。
攻撃陣の奮起が期待される中、前田の交代が負傷によるものであれば、今後の試合への影響が懸念される。