
アトレティコ・マドリード(スペイン1部)は6日に行われたラ・リーガ第30節でセビージャ(同1部)と対戦。先制される展開となったが、スペイン代表MFパブロ・バリオスが後半アディショナルタイムに劇的ゴールを記録して逆転勝利を収めた。
リーグ戦3試合ぶりの勝利を手にしたアトレティコだが、ディエゴ・シメオネ監督は左サイドの強化を希望している模様。昨夏にチェルシー(イングランド1部)から加入したイングランド代表MFコナー・ギャラガーはセビージャ戦で同点ゴールに繋がるPKを獲得したが、絶対的なレギュラーにはなっていない。
加えて、ギャラガーとポジションを争っているブラジル代表MFサム・リーノもシメオネ監督からの信頼は勝ち取れていない。そのなかで、スペイン『アス』によれば、アトレティコはビジャレアル(スペイン1部)でプレーするスペイン代表MFアレックス・バエナを今夏のメインターゲットに設定しているようだ。
2011年にビジャレアルの下部組織に入団したバエナはジローナ(スペイン1部)へのレンタルを経験して2022年夏にレンタルバック。左足の高いキック制度や高いボールコントールを武器に昨季はアシスト王に輝くと、今季もここまでラ・リーガ27試合で6ゴール7アシストを記録している。
なお、プレミアリーグ複数クラブからの注目も浴びているバエナには6000万ユーロの契約解除金があると見られていることから、アトレティコが獲得するためには移籍金5000万ユーロ以上が必要に。アトレティコ陣営は獲得に自信を持っているとも報じられているなかで、どのような動きを見せるのだろうか。