レロイ・サネ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)はブンデスリーガ第28節でアウグスブルク(同1部)と対戦。エースのイングランド代表FWハリー・ケインやドイツ代表MFジャマル・ムシアラなどのゴールで3-1の快勝を収め、リーグ戦首位を快走している。

 日本代表DF伊藤洋輝が在籍するバイエルンではカナダ代表DFアルフォンソ・デイビズなどとの契約延長に成功した一方で、クラブのバンディエラであった元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーが今季限りでの退団が決定している。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンのスポーツディレクターを務めるマックス・エバール氏は今季限りで契約満了を迎えるドイツ代表FWレロイ・サネとの契約延長を計画しているという。

 ドイツ代表として67キャプ14ゴールを誇るサネは2020年夏にマンチェスター・シティ(イングランド1部)からバイエルンに加入。背番号「10」を背負い、クラブの複数タイトル獲得に貢献してきたなかで、今季序盤は新加入のフランス代表MFミカエル・オリーズの控えとなっていたが、ここまでブンデスリーガ24試合で9ゴール5アシストを記録している。

 アーセナル(イングランド1部)もフリーでの獲得に興味を持っているサネはバイエルンへの残留を強く望んでおり、直近数試合は好パフォーマンスを披露していることを受けて、クラブ上層部はそれを受け構えだという。同選手は必要な減俸を受け入れる意志があり、2028年夏までの新契約について話しているようだ。