この計算式が後にサッカーに応用された。FIFA非公認ながらも純粋にチームの実力が数値化され、そのチームの強さがより反映されていると評価されている。一部のファンや分析担当のアナリストは、FIFAランキングよりもこちらを重要視しているようだ。
FIFAランキングが重視する要素の大きさ順に「試合結果・その試合の重要度・対戦相手の強さ・大陸連盟間の強さ」から算出されているのに対し、イロレーティングは「勝利期待値・実際の結果・結果との差・“K値”と呼ばれる係数」によって求められる。
イロレーティングによれば、日本は現在FIFAランキングより1つ上の14位に位置。世界1位はFIFAランキングでは2位のスペインだ(2025年4月7日時点)。
- 1:スペイン(FIFAランク2位)
- 2:アルゼンチン(FIFAランク1位)
- 3:フランス(FIFAランク3位)
- 4:イングランド(FIFAランク4位)
- 5:ブラジル(FIFAランク5位)
- 6:ドイツ(FIFAランク10位)
- 6:ポルトガル(FIFAランク7位)
- 8:オランダ(FIFAランク6位)
- 9:コロンビア(FIFAランク14位)
- 10:ウルグアイ(FIFAランク13位)
- 11:イタリア(FIFAランク9位)
- 12:クロアチア(FIFAランク11位)
- 13:エクアドル(FIFAランク24位)
- 14:日本(FIFAランク15位)
- 15:デンマーク(FIFAランク21位)

試合ごとに即時更新のイロレーティング
イロレーティングとFIFAランキングの最も大きい違いは、その更新頻度である。
FIFAランキングは基本「月1度」の更新としているが、実際は2~3か月に1度程度で、今回の更新も2024年12月19日以来となった。次回の更新は7月10日に予定されている。