長崎スタジアムシティ 写真:Getty Images

 V・ファーレン長崎は4月6日に行われた明治安田J2リーグ第8節で、FC今治に1-4で敗北。試合結果や内容を巡り、ファン・サポーター等の間で議論が白熱する中、長崎からポルトガル2部ポルティモネンセへ期限付き移籍中であるDFモヨ・マルコム強志のSNS投稿にも注目が集まっている。

 同選手は今治戦で長崎の失点を知らせるクラブ公式Xアカウントの投稿を次々とリポスト。くわえて、一部のSNS投稿に反応する形で、「よく喋るな。応援したくないならしなきゃいい。自分の人生のためにサッカーしてるだけだから。別に頼んでない。」(原文ママ)とポストしている。

 当該投稿は7日7時の時点で削除されている。また、一部のクラブ公式Xアカウントの投稿のリポストも止めているが、スクリーンショットにより拡散。同選手に対する批判が相次いでいるほか、投稿内容をもとにJリーグクラブとの契約、長崎への復帰が厳しいとの見方も広まっている。

 現在23歳のモヨ・マルコム強志は、ガンバ大阪のジュニアユース出身。東福岡高校、法政大学を経て、2024年に長崎へ正式加入したが、同年8月に藤枝MYFCへ育成型期限付き移籍。藤枝でJ2リーグ戦11試合に出場した後、2025年2月に長崎からポルティモネンセへの期限付き移籍が正式決定。ただ、ここまでポルトガル2部リーグ戦では出番が無い状況だ。

 なお、長崎は今治戦での黒星により、5位に転落。9日にYBCルヴァンカップ2回戦で湘南ベルマーレと対戦した後、13日のリーグ戦でサガン鳥栖と激突する。