3月14日(金)、相模湾の船宿からライト中深場釣りに出かけた。数日前から春潮といわれる濁り潮が入ってきた。クロムツは目がいいので、この潮が入ってくると警戒心が薄れて、例年釣果が上向く傾向にある。前日も50cmを超える特大サイズを筆頭に、トップ21尾と好調だったので期待する。

●神奈川県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

ライト中深場釣りで40cm頭にクロムツ6尾を手中【神奈川・相模湾】水温低下で苦戦

クロムツ狙いのライト中深場釣り

城ヶ島沖でクロムツを狙いにライト中深場釣りへ出かけた。7時過ぎ、9人を乗せて出港。航程15分ほどで城ヶ島沖のポイント到着後、ミヨシ側から船長の指示で間を空けながら仕掛けを降ろしていく。「水深250m、底から1.5~2mくらい上げて待って下さい」のアナウンスが入る。エサは船宿支給の冷凍カタクチイワシを使用。

ライト中深場釣りで40cm頭にクロムツ6尾を手中【神奈川・相模湾】水温低下で苦戦クロムツタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

 

 

序盤はクロムツが沈黙

着底後、1.5m底を切って穂先に注視。アタリがないので、竿先を大きく頭上まで持ち上げてから、ゆっくり下げて誘っていく。クロムツは動くエサによく反応すると言われているので実践するが……。

水深が徐々に深くなっていくとのアナウンスが入っているので、まめに底を取り直しながら竿を大きく上下させて待つが、船中沈黙が続く。どうやら前日よりかなり水温が下がったようだ。

ライト中深場釣りで40cm頭にクロムツ6尾を手中【神奈川・相模湾】水温低下で苦戦船中の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

中盤以降はクロムツ連続ヒット

10時過ぎまでアタリがないので船は大きく移動。30分ほど走った水深275mで再開。着底後、少し待っていると、あちこちで穂先にアタリが出始め、にわかに船中活気づく。

ライト中深場釣りで40cm頭にクロムツ6尾を手中【神奈川・相模湾】水温低下で苦戦本命ゲットにニッコリ(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)

アタリがでたら追い食いを待ってもいいし、すぐに巻き上げてもよく、巻き上げはそれぞれ自由。

ライト中深場釣りで40cm頭にクロムツ6尾を手中【神奈川・相模湾】水温低下で苦戦ダブルヒット(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮 隆)