
明治安田J1リーグ第9節の町田ゼルビア対川崎フロンターレが、4月6日に開催。MF橘田健人(川崎)に対するMF仙頭啓矢(町田)のファウルや木村博之主審のジャッジを巡り、議論が白熱している。
橘田は0-0で迎えた9分、敵陣でボールを奪った直後、ドリブルで仙頭を交わそうとした際、右足首を蹴られて転倒。今村主審がホイッスルを吹いてプレーを止めた後、ブーイングが湧く中、橘田は担架に乗せられてピッチを後にすると、そのまま途中交代となった。
Xでは、橘田と仙頭の足が接触する瞬間を捉えた画像が拡散。橘田の右足が大きく曲がっているだけに、同選手の状態を心配する声が上がっている。一方、接触シーンを目の前で見ていた木村主審は、仙頭に対してカードを提示せず。仙頭のファウルをとったが、警告が適切との指摘も。同主審のジャッジに対する不満も相次いでいる。
また、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継で解説を担当の南雄太氏は、橘田の状態について「足首なのか、それとも内側、膝の可能性もある。踏ん張った時、下から持っていかれる…」とコメントしている。
なお、川崎は町田に2-2で引き分け。ファウル数は川崎が7に対して、町田は12。イエローカードはMF相馬勇紀、DF岡村大八(いずれも町田)に提示された2枚のみだった。