浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズは4月6日に行われた明治安田J1リーグ第9節で、アビスパ福岡に0-1で敗北。FW岩崎悠人による決勝ゴール直前のMF安居海渡のプレーに注目が集まっているほか、同選手に関するマチェイ・スコルジャ監督の起用法に異論が相次いでいる。

 0-0で迎えた67分、コーナーキックからのセカンドボールに岩崎が反応。安居はペナルティエリア付近で同選手に身体を寄せたが交わされる。その直後、安居がピッチにひざまずくと同時に、岩崎は左足からのシュートでゴールネットを揺らした。

 Jリーグ公式Xアカウントでゴールシーンがアップされると、ピッチにひざまずく安居の様子が話題に。岩崎とのコンタクトでファウルを貰いに行ったと解釈したSNSユーザーからは、同選手に批判的なメッセージが飛んでいるほか、身体を寄せるという判断が間違っていたという指摘も相次いでいる。

 くわえて敵地で勝ち点0という結果に終わっただけに、フル出場の安居を戦犯扱いする声も噴出。安居を途中交代させず、一部ではMFサミュエル・グスタフソンを投入しなかったスコルジャ監督の采配も疑問視されている。

 福岡戦での黒星により、9試合を終えて2勝4分3敗と12位に沈んでいる浦和。キャプテンのMF関根貴大をベンチスタートとするなど、スコルジャ監督の起用法に変化はあったが、それでもなお一部からの不満の声は止んでいない。