横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第9節の横浜F・マリノス対東京ヴェルディが4月5日、横浜FMのホーム・日産スタジアムで開催。山本雄大主審の一部ジャッジが話題になっている。

 0-0で迎えた62分、東京Vは自陣右サイドからDF宮原和也が縦パスを供給。これに反応したFW木村勇大がハーフウェイライン付近からスペースに飛び出そうとしたところ、DFジェイソン・キニョーネスとの接触で転倒した。

 山本主審はホイッスルを吹き、東京Vにフリーキックを与えたが、キニョーネスへのイエローカード提示はなし。インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継で解説を担当している林陵平氏は「カードが出てもおかしくない。入れ替わったら、スペースに飛び出していたので」とコメントしている。

 キニョーネスが両手で木村を抱えるようにしてプレーを止めに行っただけに、ネット上ではイエローを提示しなかった山本主審のジャッジに対する異論が相次いでいるほか、東京Vサポーター等からは他のシーンとの比較する声も上がっている。

 なお、山本主審はこの試合で横浜FMに2枚、東京Vに3枚のイエローカードを提示も、退場者はなし。ファウル数は横浜FMが13、東京Vは18だった。