
4月6日に明治安田J1リーグ第9節の川崎フロンターレ戦を控える町田ゼルビア。黒田剛監督にパワーハラスメント(パワハラ)行為の可能性が報じられる一方、ファウルに関する同クラブのスタッツが話題になっている。
Jリーグ公式データサイトによると、2025シーズンのJ1第8節終了時点で、町田の警告数は「15」とJ1で最多。次いでアビスパ福岡、東京ヴェルディ、京都サンガが「12」となっている。また、反則ポイントも町田が「16」で最多に。2位に福岡(14)、3位に東京V(12)となっている。
一方、黒田監督は川崎戦前、2024シーズンよりファウル数が減少している要因に言及。攻撃陣によるプレスバックでのファウルを止めるよう、指導していることを明かしたが、他クラブとの比較では依然として反則数や反則ポイントは多い状況だ。
この黒田監督の発言内容とともに、Jリーグ公式データサイトの反則関連のスタッツがスクリーンショットにより拡散されると、ネット上で町田に対する否定的なコメントや皮肉交じりの声が相次いでいるほか、町田と他クラブを比較するファン・サポーター等もいる。
2024シーズンにプレー強度の高さや激しいコンタクトプレーで注目を浴びた一方、ファウル数の多さやアクチュアルプレーイングタイ(APT)の短さでも話題を呼んだ町田。今後、黒田監督の指導法がどのような形でスタッツに反映されるのか興味深い。