
明治安田J2リーグ第8節のモンテディオ山形対ジュビロ磐田が4月5日、山形のホーム・NDソフトスタジアム山形で開催。DF松原后(磐田)の相手選手に対するファウルや、上原直人主審のジャッジが物議を醸している。
0-0で迎えた78分、山形が自陣からのパス回しでボールを前へ運ぶなか、松原はボールとは関係ない位置でMFイサカ・ゼインに対して自身の右腕を振り下げる。そして肘打ちでイサカが倒れた直後、自身もピッチに倒れ込む。
副審がフラッグを上げる中、上原主審はホイッスルを吹いてプレーを止めると、イサカは松原からファウルを受けたとアピール。しかし、松原もピッチに座り込みながらエキサイト。インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継で解説を担当の越智隼人氏は「これは良くないですね」と、松原の肘打ちに言及した。
Xでは、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像から当該シーンを切り取った動画が拡散。松原の肘打ち行為に対する批判が相次いでいるほか、同選手に対してカードを提示しなかった上原主審のジャッジに対する疑問の声も噴出。VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定があれば、松原が退場になっていたとの指摘も上がっている。
肘打ちが反スポーツ的行為であることは言うまでもないが、肘打ちの後に自らも倒れ込み、ファウルを受けたとアピールするような仕草を見せたことも、松原がファン・サポーター等から反感を買った要因となっている。