ーセンターフォワードでプレーする上で一番意識していることは何ですか?

ルキアン:もちろんゴールを取ることが一番大事なのですが、一人ではゴールを取ることは出来ないと思っているので、チームメートとどうゴールを取るかが大事だと思います。前節(神戸戦)で言えば、イチ(GK市川暉記)からのロングボールで一度決定機を迎えましたが決めることが出来なかった。相手の大迫(勇也)選手の決定機が無かったということを考えると、チーム全体として決定機を作っていけるのかがすごく大事なのかなと個人的には思っています。

ー2歳年下のMFユーリ・ララ選手とは同じブラジルのリオデジャネイロ出身ということで親交はあったのですか?

ルキアン:直接知り合ったのは横浜FCに来てからですけど、冗談を言い合ったり、ふざけあったりする仲ですね(笑)

ーブラジル出身の選手が多いですが、他に親交がある選手は?

ルキアン:ほとんどの選手は横浜FCに来てから初めて知り合いましたが、唯一ミシェル・リマとは同じ街の出身で同じ番地だったので、もしかしたらどこかで知り合っていたのかもしれないですね。

取材中のルキアン

自分の持ち味をしっかりと

ー横浜FCのホーム(ニッパツ三ツ沢球技場)で移籍後初先発となった前節は残念ながら敗戦でしたが、いかがでしたか?

ルキアン:連覇している強敵の神戸相手に勝利で終えたかったですし、残念に思っています。

ー横浜FCに加入したばかりですが、チームとして上手くいっている所と課題に思っている所を教えてください。

ルキアン:まだ周りの選手やチームのことを全て理解できているわけではないこのタイミングでチームが上手くいっている部分や上手くいっていないところを分析する必要はないと考えています。ただ、自分がこのクラブに来た以上はチームの持っているベースのところを軸に自分の持ち味をしっかり出しながらチームのためにプレーしたいという思いはあります。


清水エスパルス 写真:Getty Images

気持ちで相手を上回れるか