
浦和レッズなどJリーグ複数クラブ在籍歴のある元U17日本代表MF池髙暢希(沖縄SV)は2025年3月、道路交通法違反の疑いで逮捕。沖縄SVが同選手や浦和OBである髙原直泰代表取締役CEO等への処分内容を公式発表している。
クラブの発表によると、池髙は3月24日11時頃、那覇市内の県道で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転。パトカーに停止を求められた後、呼気検査で基準を上回る数値を検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたという。
これを受けて、沖縄SVは4月5日に処分内容を発表。同選手は6月30日まで練習などチーム活動への参加を禁止された。くわえて、髙原CEOと妙摩雅彦取締役には報酬3か月の10%を自主返納という処分が科されている。
また、JFL(日本フットボールリーグ)は沖縄SVに対してけん責処分を課したことを発表。同クラブは再発防止策について「クラブ全体で法令順守およびクラブチームの一員としての自覚を再確認するため交通安全講習会等を複数回、実施する」としている。
現在24歳の池髙は、2019シーズンに浦和のトップチームへ昇格も、プロ1年目はJ1リーグ戦で出場機会ゼロ。2020年以降は期限付き移籍先のカターレ富山、福島ユナイテッドFCでコンスタントにプレーしていたが、浦和復帰は叶わず。2022年に浦和からギラヴァンツ北九州へ完全移籍すると、北九州に2シーズン在籍した後、2024年から沖縄SVでプレーしている。