韓国の憲法裁判所は4月4日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する弾劾が妥当であるとの判断を示し、大統領は直ちに罷免・失職しました。
【NHKニュース速報】韓国ユン大統領の弾劾妥当 直ちに罷免 憲法裁判所決定 60日以内大統領選挙(11:24)#nhk_news POYwA7dwvS
— NHKニュース (@nhk_news) April 4, 2025
これにより、60日以内に大統領選挙が実施される予定です。韓国の大統領が罷免されるのは、17年の朴槿恵(パク・クネ)元大統領以来、2人目となります。
【NHKニュース速報 11:24】韓国ユン大統領の弾劾妥当 直ちに罷免憲法裁判所決定 60日以内大統領選挙
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尹錫悦インスタグラムより
尹大統領の弾劾裁判の争点は複数ありましたが、最終的には罷免されることになりました。
尹錫悦の弾劾宣告、争点は大きく5つです。①非常戒厳の正当性、②布告令の違憲性、③国会掌握・国会議員逮捕の指示、④選挙管理委員会の掌握を試みた点、⑤法曹関係者らの逮捕を試みた点。この中のどれか1つだけでも「違憲」だと判断され、かつ「重大性」が認められる場合は「認容=罷免」となります。
— Koki Ito 高麗大学・政治外交学科 (@_imyour_koki) April 3, 2025
尹大統領は23年12月、野党との対立を理由に「非常戒厳」を宣言し、軍が国会に突入するという異例の事態が発生しました。この対応を受けて国会が弾劾議案を可決し、大統領職は停止されました。
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— アゴラ (@agora_japan) December 14, 2024