
ESPAÑA, GASTO MILITAR EN OTAN ES EL ÚLTIMO. PUESTO 27-02-2025.
今年6月にNATO加盟国の首脳会議が予定されている。トランプ大統領は加盟国の国防費をGDPの5%まで引き上げることを主張するのではないかと見られている。
現在、米国が3.38%に対し欧州勢は平均1.9%に過ぎない。欧州勢と言っても、ポーランドは4.12%を充てており、バルト3国も3%を上回っている。ルッテ事務総長も3%を超える比率にしたいとしている。米国の3.38%というのは、その総額において全体の3分の2を負担してことになる
問題は2%に届かない国が8ヶ国(クロアチア、ポルトガル、イタリア、カナダ、ベルギー、ルクセングルグ、スロベニア、スペイン)あるということだ。それによって欧州勢の平気比率が1.9%という数字になっている。その最悪国は1.28%しか充てていないスペインだ。
サンチェス首相の7年間の政権下で増やしたのは僅か0.4%。しかも、2%に到達するのに2029年まで待たねばならないとしている。
NATOからの離脱を迫れるのではないかと懸念しているスペイン軍部今年6月にNATO加盟国の首脳会議が予定されている。その際、トランプ大統領が加盟国に対し「5%まで上げろ」と主張した場合、最も出来の悪いスペインに対し、国防費の増額ができないのであれば、NATOからの離脱を示唆するかもしれない。それをスペインの軍部が恐れている。
共産主義政党が入閣しているサンチェス政権から冷遇されているスペイン軍隊、治安警察、国家警察はサンチェス政権の倒壊を強く望んでいる。スペインは既はNATOのカギを握る重要会議から外されている。現在、NATO本部の指示でスペイン軍が派遣されているのは4か国となっている。