2026FIFAワールドカップ（W杯）アジア最終予選で、韓国代表は3月25日にヨルダン代表と1-1で引き分け、ホームでの試合を2連続ドローで終えた。この結果に対し、韓国のファンからは代表チームへの批判が相次いでいる。特に、キャプテンであるFWソン・フンミン（トッテナム・ホットスパー）にも厳しい意見が寄せられた。
ソンは、ヨルダン戦後の記者会見で韓国代表のホームスタジアムの芝の問題を指摘した。「ホームの試合ではベストなコンディションでプレーするべきだが、現在はその環境が整っていない」と述べ、ホームゲームでのパフォーマンス低下の理由として芝の状態を挙げた。
さらに「アウェイの試合では良い成績を収めているが、ホームでの試合ではそのような状況が成績に悪影響を与えている」とし、「サッカーはささいなことが勝敗を決める。芝の状況が改善されれば、もっと良い結果を残せるはずだ」ともコメントしている。
そんなソンの発言に対して、韓国のファンは「（対戦国）ヨルダンもオマーンも同じ芝環境で戦った」と指摘し、韓国がミスを生かせなかったことに対する批判が相次いだ。「芝の問題を改善するべきだが、今の問題は戦術の欠如だ」「相手チームは長時間の移動で疲れていて、韓国は有利だったはずだ。芝のせいで引き分けたのは言い訳だ」という意見も見受けられた。
サポーターからパフォーマンスを批判する声が強まっている韓国代表は、W杯アジア最終予選グループBの首位に位置しており、批判を鎮静化するためにもW杯本大会への出場を早く決めたいところだ。
