
セレッソ大阪、名古屋グランパス、徳島ヴォルティスOBの柿谷曜一朗氏は、2024シーズン限りで現役引退も、2025年4月1日の“現役復帰投稿”で話題に。エイプリルフールネタの可能性が指摘されているほか、徳島時代のチームメイトであるMF島川俊郎(SC相模原)の現役復帰が比較対象になっている。
柿谷氏は1日、インスタグラムを更新。“サッカー系文化人”として解説業等に勤しむなか、「この度、魅力あるオファーを頂き現役復帰することに決めました。引退から約3ヶ月、たくさんのお仕事をさせて頂きましたが、やはりプレイヤーとしての魅力に取り憑かれたままだった自分に嘘はつけないようです。今後とも応援よろしくお願いします」と綴っている。
引退からわずか数か月での“現役復帰投稿”には、ネット上で様々な反応がある。4月1日がエイプリルフールであることから、現役復帰の可能性に疑問の声が相次ぐ一方、SNSの投稿内容を事実として受け止めるファンも。引退発表からわずか3か月での現役復帰を容認すべきではないとの意見も散見される。
引退から短期間でピッチに戻った選手と言えば、柿谷の元チームメイトである島川が記憶に新しい。同選手は徳島時代の2024年4月、恩師である吉田達磨監督が解任された直後に現役引退を表明も、4か月足らずで現役復帰。台湾社会人甲級サッカーリーグの台中FUTUROを経て、2024年12月に相模原へ加入。Jリーグ復帰を果たしたが、ネット上では徳島サポーター等からの異論が湧き起こっていた。
柿谷氏のSNS投稿を受けて、一部では島川の現役復帰と比較する声も。ただ引退の仕方で両者の背景が大きく異なることを理由に、比較対象にならないとの意見も相次いでいる。柿谷氏の投稿内容がエイプリルフールネタである可能性も考えられるだけに、静観するのが望ましいだろう。