今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』が31日にスタート。
朝ドラらしい幕開けに期待の声が上がるなか、少女漫画的展開にも反響が寄せられている。
■のぶと崇の出会い
線画のヒーローと柳井嵩(北村匠海)が語る“逆転しない正義”からスタートした第1話。オープニングが流れたあと、場面は2人の幼少期である昭和初期に転換する。
町中を全力疾走するのは“ハチキンおのぶ”こと朝田のぶ(永瀬ゆずな)で、向かう先である駅には崇(木村優来)が母と共に降り立っていた。駅に着いたのぶは勢い余って崇に激突するが、「気をつけや、ボケ!」と言い放つと父親の元へ。後日、のぶの通う小学校に崇が転校生として登場する。
そして、いじめっ子に絡まれる崇に、「おまん、それでも男かえ! おまんみたいなヘナチョコ、見よれんちや。しゃんしゃん、東京へいね!」と冷淡な言葉を浴びせてしまうのぶだったが、崇の境遇を知りのぶは猛省。
ふたたび崇のもとを訪れると、1人の男(阿部サダヲ)が振る舞う焼きたてパンと出会うシーンで1話の幕は閉じた。