後ろでルアーチェンジしている日髙さんを呼ぶ。「とにかく焦らなくていいぞ!」の言葉に冷静にやり取りを行う。タモ入れしやすい場所へ誘導するために左側に移動し、必死で魚を寄せる。姿を見せたのはマダイだった!それも大型!

無事タモ入れも成功し、安全地帯へと運ぶ。タモの中に収まったマダイを改めて見るとあまりの大きさに大興奮。計測すると74cm。初磯ファーストフィッシュは大型ショアレッド!フックを外そうとすると、フックは伸ばされていてギリギリの攻防だったと思う。

ヒラスズキも登場

魚を処理し、興奮冷めやらぬまま、すぐさま次を狙う。すると、数投後に表層を狙っていると「ゴゴゴゴン!」またいいアタリが!ここはすぐにアワセを入れ引きに耐える。

「初体験でズドン!」沖磯ルアーフィッシングで74cmマダイをキャッチ【熊本・天草】40cm超えヒラスズキゲット(提供:週刊つりニュース西部版APC・松尾仁美)

引きの強さに「またマダイか?」と思ったが、今度は海面を割るエラ洗いで、姿を見せたのはもうひとつのターゲット、ヒラスズキ。40cmオーバーでルアーは丸のみしていた。これまた歓喜の瞬間である。そのあとすぐに、日髙さんもヒラスズキを釣り上げた。

「初体験でズドン!」沖磯ルアーフィッシングで74cmマダイをキャッチ【熊本・天草】こちらもヒラスズキ登場(提供:週刊つりニュース西部版APC・松尾仁美)

その後、また潮が変わり、アタリもない時間がしばらく続き、午後4時まで粘ったが、ここで終了の時間となった。

まさかの初磯で70cmオーバーのマダイを釣ることができ、またひとつ、夢が叶い大満足で帰路に就いた。

<週刊つりニュース西部版APC・松尾仁美/TSURINEWS編>