
スパルタ・ロッテルダム所属のパリ五輪U23日本代表MF三戸舜介は、3月30日開催のオランダ1部リーグ戦で2ゴールをマーク。海外挑戦からここまでの15か月間を振り返る中で、アルビレックス新潟時代との違いを語っている。
スパルタの公式YouTubeチャンネルでは、3月30日に同選手のインタビュー動画が公開。スタジアムの雰囲気という観点から、新潟在籍時の経験とオランダ1部リーグでの経験を比較している。
「友達がこっちに来た時も言っていたけど、スタジアムの雰囲気だと、日本はゴール裏がメインで。ゴール裏だけが飛び跳ねたり、歌っている。海外(オランダ)は全体で。もちろんメインはいると思うけど、メインの反対側から歌い出したり、色々なところから声や拍手が聞こえる。スタジアム一体がすごい。ホームの時は、本当にホームだなと思う。アウェイの時は、本当にアウェイだなと。ホームとアウェイの違いをすごく感じる」
スパルタのホームゲームにおける独特の雰囲気に魅了された三戸。2024/25シーズンは2024年11月までほぼ全試合で途中出場と控え要員だったが、12月15日のNECナイメヘン戦以降は全試合スタメン出場で4ゴールと結果を残している。
ただ本人は、序列を上げる中でも「オランダ語は今でもさっぱりだし、英語もぼちぼち。(スパルタに)来たばかりの時よりは多少できるようになったけど、やっぱり言葉の壁はある」と、海外で多くの日本人選手が直面するコミュニケーションの問題に言及している。