
リール(フランス1部)に所属するカナダ代表FWジョナサン・デイビット(25)は今季限りで契約満了となるなかで、クラブとの契約延長を拒否しているとみられている、そのため、フリーで退団するとの見方が強まっており、今夏の動向に注目が集まっている。
2020年8月にヘント(ベルギー1部)からリールへ完全移籍を果たしたデイビッド。高い決定力とスピードを武器に加入初年度からリーグ・アンで2桁ゴールを記録してクラブのリーグ制覇に貢献すると、今季はここまでリーグ戦25試合で14ゴール3アシストを記録している。
そんなデイビッドにはチェルシー(イングランド1部)などの複数プレミアクラブや、インテル(イタリア1部)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)など複数クラブが関心を持っていると各国メディアが報じている。
イタリア『スカイ』によれば、デイビッドは年俸900万ユーロ(約14億5000万円)に加えて、契約金として1500万ユーロ(約24億3000万円)、代理人手数料として1000万ユーロ(約16億2000万円)を求めているという。
カナダ代表FWは「子供の頃から応援してきたチームで、そのチームのためにプレーするのは夢」とバルセロナ移籍願望を明かすなど、ラ・リーガでのプレーを希望しているという。ただ、現時点では高額な移籍金を支払うよりも、選手の給料に投資することに熱心であるユベントス(イタリア1部)が現時点で争奪戦を一歩リードしているという。