イラン核合意は延長されなければ今年の10月で失効してしまいます。そうなった場合、国連がイランに課していた制裁措置が復活し、追い込まれたイランが本当に核保有するのではないかと懸念されています。

そのため、トランプ氏はイランとの新たな合意の締結を目指していますが、力だけではイランは振り向いてくれません。

「イランは、米国の最大限の圧力による制裁を逃れ、10月の国際制裁の復活を延期するために、トランプ政権を無益な交渉に引きずり込もうとしている。政権は最後通告を堅持しなければならない。テヘランは、検証可能な形で濃縮、兵器化、ミサイル運搬プログラムを解体しなければならない。」

一期目の時とは違い、二期目のトランプ氏はイランと何らかの交渉を行うことに前向きな姿勢を示しています。しかし、イランには交渉期限が二か月しか与えられていません。