マイク・ナヴロツキ 写真:Getty Images

 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは、3月30日に行われたでハーツ戦に3-0で快勝し、インターナショナルブレイク前の16日に行われたレンジャーズ戦(2-3)の敗北から立ち直った。

 前半だけで3得点を挙げたハーツ戦では、日本代表FW前田大然の2ゴールが注目を集めたが、もう1人の主役がいた。今2024/25シーズンここまで出場機会のなかったDFマイク・ナヴロツキが守備で圧巻のパフォーマンスを見せ、復活の存在感を放った。UKメディア『Football FanCast』が伝えている。

 ナヴロツキは今シーズンのプレミアシップで出場ゼロ、公式戦でも先発なしという状況にあったが、レンジャーズ戦で初出場の機会を得るとそこでの活躍をブレンダン・ロジャーズ監督が評価し、ハーツ戦でも続けて先発に起用された。

 ハーツ戦ではパス成功率98%(125本中123本成功)、144回のタッチ中ロストは2回のみと高い安定感を示し、守備面でもデュエル勝率89%を記録。相手の攻撃を効果的に遮断し、枠内シュートを2本に抑える守備陣の中心となった。ナヴロツキの貢献により、リーグ戦初出場のGKヴィリャミ・シニサロは無失点で試合を終えることができた。

 一方、前田は2得点を挙げる決定力を見せ、今シーズンのプレミアシップで15ゴール目をマーク。シュート3本で2点を奪う効率性を示し、ゴール期待値(xG)13.02に対して上回るパフォーマンスを継続している。