
サガン鳥栖は3月30日に行われた明治安田J2リーグ第7節で、ロアッソ熊本に1-3で敗北。16位とJ3降格圏手前に沈むなか、同クラブOB豊田陽平氏がブーイングに否定的な見解を示したと、ネット上で話題になっている。
Xでは、ゴール裏にいる豊田氏と一部サポーターによるやり取りが一時アップ。これによると、同氏は試合後、サポーターに対して「意味が分からない。おかしいよ。ブーイングしたら昇格できましたか」などと疑問を投げかけると、「それをして選手が良くなるとは思わない」と、ブーイング反対を訴えたという。
豊田氏の在籍時にブーイングが湧くことはほとんどなかった鳥栖のゴール裏だが、川井健太元監督が率いていた2024シーズンの途中から、試合後のブーイングが目立つようになっている。その理由のひとつとして、川井監督体制以降、一部の試合で泥臭く戦う姿勢が見えないことが考えられる。
それだけに、選手たちへのブーイングに反対する意見を巡って、賛否含めて様々な声が噴出。九州ダービー(熊本戦)の試合内容に対する不満をもとに、ブーイングをすることが正当だと主張するコメントがあるほか、豊田氏に関する投稿が相次いでいる。
なお、豊田氏は2010年からのべ10年以上にわたり鳥栖に在籍。2011シーズンのJ2リーグ戦で23ゴールを挙げ、クラブ史上初のJ1昇格に大きく貢献したほか、2016シーズンまで毎年J1の舞台で2桁ゴールをマーク。2021シーズン途中に栃木SCへ移籍した後は、2022年からツエーゲン金沢で3シーズンプレーして現役引退。2025年から鳥栖のクラブ・コンダクターを務めている。