小森飛絢 写真:Getty Images

 日本代表MF藤田譲瑠チマら日本人選手7名を擁するシント=トロイデンVV(STVV)は、3月29日に行われたベルギー1部残留プレーオフ第1戦でKベールスホットVAに勝利。チームが残留に近づく一方で、ジェフユナイテッド千葉から期限付き移籍中であるFW小森飛絢の退団は濃厚と考えられる。

 2024シーズンのJ2得点王に輝き、2025年1月に千葉からSTVVへ期限付き移籍した小森。海外挑戦でさらなる活躍が期待されたが、ベルギー1部リーグのレギュラーシーズンでは4試合の途中出場、スタメン出場ゼロでノーゴール。途中出場の大半が80,90分台でのプレーと、出場時間を確保できていない状況だ。

 一方、STVVは主力センターバックである日本代表DF谷口彰悟の長期離脱もあり、シーズン後半戦で失速。16クラブ中14位でレギュラーシーズンを終え、下位4クラブによるベルギー1部残留プレーオフへ。下位2クラブが2部へ自動降格となるほか、14位となったクラブは2部の昇格プレーオフ勝者と入れ替え戦を行うという「1,5」の残留枠をかけた厳しい争いへ挑むことになった。

 そのプレーオフの第1戦では、相手が前半5分に退場者を出したこともあり、1-0で勝利。藤田、MF伊藤涼太郎、GK小久保玲央ブライアン、DF小川諒也がスタメン出場したが、小森はベンチ外。プレーオフ残り5試合でも出場機会を得られない場合、STVVの結果に関係なく、2025年6月に期限付き移籍期間満了をもって退団する可能性は高いと考えられる。

 Jリーグの第1登録期間(ウィンドウ)最終日の3月26日までに、レンタル契約を解消して千葉へ復帰することはなかった小森。千葉がJ2第7節終了時点で首位を走っているだけに、今後のチーム成績次第では小森復帰待望論がさらに高まるかもしれない。