
3月8日から11月23日までの開催が予定されている2025シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)は、1999年の発足以来、27シーズン目。昇格するとプロの世界のJ3リーグ、降格すると地域リーグへ戻ることとなるJFLの昇降格レギュレーションは非常に複雑だ。
まず、JFLのクラブがJ3へ昇格するためには、J3クラブライセンスの取得が必要で、Jリーグが定める基準をクリアし、財務状況やスタジアム要件を満たさなければならない。また、JFLで年間2位以内に入り、なおかつJ3ライセンスを取得したクラブの中で上位チームが昇格対象となる。さらに成績要件を満たしてもJリーグ理事会の承認が必要だ。
また、J3の最下位(20位)クラブがJFLへ自動降格し、19位クラブはJFLの2位クラブと入れ替え戦を行う仕組みだが、JFLから昇格条件(Jリーグ百年構想クラブであること、J3ライセンスを取得していることなど)を満たすクラブがなければ、J3からの降格は発生しない。
一方、通常JFLの最下位(16位)のクラブは地域リーグへ自動降格となり、15位のクラブも地域リーグからの昇格クラブ数によっては降格する可能性がある。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)の結果次第でJFLに新たに昇格するクラブの数が変わるためで、例えばこの大会で2クラブがJFLに昇格する場合、JFLからの降格クラブも増える。
昨2024シーズンは、Y.S.C.C.横浜といわてグルージャ盛岡がJ3からJFLへ降格し、栃木シティと高知ユナイテッドがJFLからJ3へ昇格。また、地域CL優勝を果たした飛鳥FCがJFLに自動昇格した。本来であればJFL16位のミネベアミツミは地域リーグに自動降格する予定だったが、ソニー仙台が2024シーズンをもって活動を終了しJFLを退会したため、地域CL準優勝のVONDS市原との入れ替え戦を経てJFL残留が決まった。