Googleは3月20日から、Googleで「花粉」や「今日の花粉」「今日の天気」など天気に関するキーワードをスマートフォンで検索すると、検索結果のトップ画面に天気の情報の一部として「花粉」の飛散情報が見られる機能を追加した。

Goolgeの検索機能に「花粉」の飛散予測が追加
(画像=Googleの天気画面に「花粉」が追加、『BCN+R』より 引用)

飛散状況を5段階、5日先まで予測

 花粉の飛散予測機能は、国内で提供を開始。日本で多くみられる「スギ」と「ヒノキ」に加えて「草の花粉」の3種類それぞれにおいて、花粉の飛散状況を「なし」「少ない」「やや多い」「多い」「非常に多い」の5段階で5日先まで予測する。

 同機能では、花粉の飛散を高度に予測できるように、Google独自のモデルを新たに開発。モデルの花粉指標には、植物の土地被覆や気象データ、花粉の年間飛散量などを組み込み、スギやヒノキなど日本に多い植物も考慮している。

 環境省の調査によると、日本における花粉症の正確な人数は分かっていない。しかし、全国的な調査として全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした鼻アレルギーの全国調査が1998年、2008年、2019年とほぼ10年おきに3回実施されている。

 それによると花粉症の有病率は98年が19.6%、08年が29.8%、19年が42.5%と10年ごとに約10ポイントずつ増加している。

 スギ花粉症も同様の傾向で、19年には38.8%でほぼ3人に1人がスギ花粉症と推定されている。

提供元・BCN+R

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