ザ・フーの故ジョン・エントウィッスルが初めて所有し、「キャデラック」が、H&Hクラシックス・オークションに登場
推定価格15,000ポンド(約291万円)から25,000ポンド(約486万円)で、2025年4月9日(水)にケンブリッジシャー州ダックスフォードの「帝国戦争博物館」で開催される「H&Hクラシックス」のオークションに出品される。
この1971年製「キャデラック・フリートウッド 75リムジン」は、わずか848台しか製造されなかったうちの1台で、彼の1973年の曲「Big Black Cadillac」のインスピレーションになったと言われている。
このクルマは、ザ・フーの全盛期にジョン・エントウィッスルがアメリカから輸入し、伝説のベース・プレイヤーの側近の一員となった。当時の写真には、ジョン・エントウィッスルの家の外や、バンドメイトのキース・ムーンの家の敷地内に駐車している姿が写っている。
この希少なモデルは、ブラック・レザー張りのブラックで仕上げられており、実質的にオリジナルと思われる。現在、プライベート・コレクションとして販売されている。
H&Hクラシックスのモーターカー・スペシャリスト、ジョン・マーキー氏は語る。「このアメリカン・クラシックは、魅力的な人生を送ってきました。もし車が話すことができるのであれば、きっとたくさんの話を聞かせてくれることでしょう。
もちろん、英国史上最も偉大なロックバンドのひとつと密接なつながりがあることから、クラシックカー文化の重要な一部を所有したいというファンやカーマニアの関心を集めることは間違いないでしょう」
すべてのロットは、2025年4月8日(火)正午と9日(水)午前9時からダックスフォードの帝国戦争博物館で直接見ることができる。

文・LE VOLANT web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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