浦和レッズ 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第7節のセレッソ大阪対浦和レッズが3月28日、ヨドコウ桜スタジアムで開催。DFダニーロ・ボザ(浦和)のプレーが話題になっているほか、一部から御厨貴文主審のジャッジに対する異論や、町田ゼルビアとの比較論が湧き起こっている。

 0-1と浦和ビハインドで迎えた52分、自陣中央で斜めのパスを受けたFW中島元彦(C大阪)は、目の前にいたボザを剥がしてドリブルを試みたが、ボザは中島の突破を阻止するために体当たり。中島が倒れると、主審はC大阪にフリーキックを与えている。

 Xでは、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像から当該シーンを切り取った動画が拡散。ボザのファウルがラグビーでのプレーに例えられるなど、否定的な意見が相次いでいる。

 また、ボザに対してカードを提示しなかった御厨主審のジャッジには、イエローカード、レッドカードが適切との意見も。ボザのみならず、2024年の最優秀主審賞受賞者に対しても厳しい声が上がっているほか、被ファウル選手の怪我のリスクも指摘されている。

 Jリーグ公式戦におけるコンタクトの激しさといえば、2024シーズンの町田ゼルビアが記憶に新しい。同クラブ所属の一部選手が、ボールとは関係ない位置で相手選手にぶつかって倒すシーンも散見されただけに、ボザのファウルのシーンと、町田所属選手のプレーを比較する声も湧き起こっている。