石井正忠監督 写真:Getty Images

 米国地質調査所(USGS)によると、ミャンマー中部で3月28日午後にマグニチュード7.7の大きな地震が発生した。隣国タイでも強い揺れが観測され、首都バンコクの郊外にある建設中の高層ビルが倒壊し、死傷者も出ている。バンコクには多くの日本人も住んでおり、サッカータイ代表の石井正忠監督も現地でこの地震を経験した。

 石井監督は自身のSNSで「皆さんご心配ありがとうございます。揺れ始めて”終わった!”と思いながらも、荷物をまとめて15階からダッシュして外に避難。コンドミニアムの外で待機中。無事ですのでご心配なく」と投稿して無事を報告。

 バンコク在住の日本人らもSNSで「タイに住み始めて1番の揺れだった」「耐震基準も緩いバンコクで地震は怖すぎる」など地震の恐怖を口々に語った。なお、在タイと在ミャンマーの日本国大使館によると、現時点(日本時間28日夜)で日本人の被害は確認されていないとのこと。

 筆者が暮らすベトナムのホーチミン市でもバンコクほどではないが揺れが確認され、お昼時の高層ビルが激しく揺れたため、地震に慣れていないベトナム人らが慌てて外に避難する姿が、あちこちで見られた。