ーシャドーやサイドハーフで出場しましたが、それぞれのポジションで意識していることはありますか?

新井:そうですね、自分の中でポジションでの違いはそんなに感じていないのですが、守備の部分で少し役割が変わってくると思っています。2つのポジションであっても、自分のストロングポイントを出してそのポジションでの役割をやり切るという所は意識しています。

ー昨シーズンまで特別指定選手として試合経験を積みましたが、大学とのプレーの違いはありますか?

新井:まずは強度の部分が一番違うと感じました。一人一人の質の高さが全然違しますし、細かい部分でも大学とプロでは差があると思いました。


稲村隼翔 写真:Getty Images

かつての戦友と対戦したJ1の舞台

ー学生時代(前橋育英高校~東洋大学)、7年間チームメートだったDF稲村隼翔選手がいるアルビレックス新潟と第5節で対戦しました。元戦友と対戦した気持ちを聞かせてください。

新井:彼とは結構長い間プレーしてきたんですけど、大学に入って自分も隼翔も大きく変わったと思いました。そういう仲間とまたプロの世界で対戦できるのは嬉しかったです。もちろん、ここがゴールではないですし、お互い成長してまた高いレベルで試合ができればと思います。

ーいずれは日本代表で共にプレーする姿も見据えていますか?

新井:そうですね、いずれはそういった舞台で一緒にまたプレーできるようになれば良いかなと思います。

城福浩監督 写真:Getty Images

頭から湯気を出す」サッカー

ー城福監督が度々口にする「頭から湯気を出す」というフレーズですが、どのようなことを意味しますか?

新井:毎試合、毎回の練習で「出し切る」というのはここのチームで皆がやらなければいけないことだと思いますし、城福監督も求めていることだと思うので、足が動かなくなるくらいしっかり出し切って次の人(交代選手)につなぐという意味だと思っています。