■昔は「切手で買い物できた」
そんな「世界最古のハードオフ」を営業する浜松ホーエーの担当者は、話題の看板の詳細について「1994年のオープン時に設置されたものです」と説明しており、今から30年以上前の看板であったことが判明。

担当者は「当時の看板を改めて見ると、時代のニーズや法改定に伴い、取扱商品やサービスもめまぐるしく変化してきたな…と感慨深いです」と目を細めつつ、時代の流れについてコメントしていた。
さて、そんな時代の流れを象徴するのが、件の「エクスチェンジシステム」だろう。
こちらの詳細について、浜松ホーエーの担当者は「使われていない金券を目的外利用することを指し、金券でお買い物ができるシステムです」と、説明する。
信じがたいことだが、かつては百貨店やスーパーの商品券、ハイウェイカード、切手や図書券を使用し、ハードオフで買い物ができたのだ。時代である…。
若い世代の読者の中には「そもそも、ジャスコ、JRオレンジカード、ハイウェイカードって何だ?」と首を傾げてしまった人もいるだろう。なお、担当者は「金券によるエクスチェンジシステムは、グループとして現在行っておりません」とも補足していた。

さて、本日28日は、地元の人々に20年間愛されてきた「ブックオフ湖西店」が、ハードオフ・ブックオフ・ホビーオフ湖西店として同市内にリニューアルオープンする、記念すべき日。

そんな湖西店で件の看板を販売する件について、担当者は「現存するハードオフで一番古い店舗の看板を、現在一番新しい店舗で販売いたします!」とコメントしており、完全にノリノリである。

「家電や楽器を取り扱うハードオフ、ホビー専門店のホビーオフは湖西市初出店となります。ブックオフも売場面積、駐車場を増床いたしました!」「生まれかわった店舗で、皆様のご来店を心よりおまちしております」とも呼びかけていた。

30年後、現行のハードオフの看板もいずれかの店舗より発見され、「レア物」として注目を集めるかもしれない?