■開発のきっかけは「あの名作漫画」
話題のポスト投稿主・みろさんは、こちらの世紀の発明が生まれた経緯について「今年の花粉はここ10年で最強クラスであり、少し出かけるだけで痒くて泣きそうになるので、空気清浄機の前に顔をくっつけて呼吸するときもありました」「昼間はマスクをすれば何とか凌げますが、睡眠時は寝室に空気清浄機を置いてもどうにもならず、毎朝鼻が詰まって息苦しく寝不足で目覚めるため、寝ながらも空気清浄機を吸いたいという思いがあり、作製に至りました」と振り返っている。
なお、着想は漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場した「移動クーラーシステム」から得たそう。同作には「エアコンに繋がった宇宙服」のようなデザインのスーツが登場するのだ。

(画像=『Sirabee』より引用)
「世紀末BOX」を実際に使用しての感想については、「使用後は、症状が約3割程度に軽減されており、わずかに目と鼻が痒い程度で、鼻詰まりや頭痛はなく、目覚めもそこそこすっきりです。ダンボールの防音性や、囲うことによる暗室化も睡眠の質向上に繋がっているように思います」とのコメントを寄せてくれた。
しかし「可動域」がネックとなっており、箱にぶつかって目が覚めてしまうケースや、大きな寝返りをすると箱内部の配管が外れてしまう…というハプニングも起こり得るそうだ。

(画像=『Sirabee』より引用)
幼少期の頃より「ものづくりが好き」だというみろさんは過去にも様々な発明を生み出しており、ここ数年はYouTubeチャンネルでも多数の作品をアップしている。

(画像=『Sirabee』より引用)
「私は真面目に頑張って作っているつもりなのですが、いつも見た目が微妙にダサく仕上がってしまい、色々な方からツッコミを入れられています」とのコメントを寄せてくれたのが、なんとも微笑ましい限りであった。