
セリエAのナポリが、2025年夏の移籍市場で複数ポジションの補強を検討中。プレミアリーグで単独最下位に沈むサウサンプトンに所属する日本代表DF菅原由勢の名前が、右サイドバックの候補として挙がっているようだ。
イタリアの移籍情報に詳しいマッテオ・モレット氏が『SOSFanta』を通じて伝えたところによれば、サウサンプトンがEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格した場合、菅原が退団する可能性があるという。
カルチョメディア『The Cult of Calcio』の見解によれば、ナポリはすべての補強に多額の資金を投じるわけにはいかず、主力以外のポジションでは費用対効果の高い選手を狙う傾向にある。そうした中で、右SBの控えとして菅原のような実績ある選手を獲得することは理にかなっているという。
一方で、たとえサウサンプトンが2部に降格したとしても、選手の給与水準が高いためイングランドから選手を引き抜くのは容易ではなく、菅原がプレミアリーグ内の他チームに移籍する可能性も指摘されている。
菅原はエールディビジ(オランダ1部)AZアルクマールでの長期在籍(2019-2024)を経て、2024年夏に700万ユーロ(約11億3,563万円)でサウサンプトンに移籍。今2024/25シ-ズンはここまで全コンペティションで28試合出場、1得点1アシストを記録している。日本代表としては14試合に出場し2得点。過去には強豪インテルなどセリエA複数クラブとの関係も報じられていた。