かつてヒップホップ界の王として君臨し、華やかなパーティー文化の象徴だったショーン・“ディディ”・コムズ。彼が主催するパーティーは、セレブの間で「招待状1枚が金より価値がある」とまで言われた。
しかし、2024年9月、ディディは人身売買や陰謀、性的搾取などの罪で告発され、逮捕されるという衝撃の展開を迎える。かつての栄光に包まれたパーティーは、今やスキャンダルの影に隠れた黒歴史となった。
そんな「禁断の空間」に、1999年、ある記者が大胆にも潜入していた——。
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記者が“なりすまし”で豪華パーティーに潜入
事件が起きたのは1999年7月。当時、アメリカの新聞「East Hampton Star」の記者だったクリス・ハリス氏は、ニューヨーク州イースト・ハンプトンの海岸で、偶然ディディのパーティーについて耳にした。
好奇心を抑えきれなかった彼は、そのままディディの豪邸へ向かう。そして、入り口でセレブリストの名前を盗み見し、ある有名投資家の名前を名乗るという大胆な手段で潜入に成功したのだ。