
ブラジル人MFエゼキエウは、サンフレッチェ広島を2024シーズン限りで退団。以前、RB大宮アルディージャからの関心が報じられたが、およそ3か月の無所属期間を経て新天地が決まっている。
同選手の去就を巡っては、ブラジルメディア『Trivela』が2024年12月下旬、フォルタレーザ、セアラー、ゴイアス、コリチーバ(いずれもブラジル国内クラブ)、大宮からの関心を報道。フォルタレーザとの交渉が進んでいることもあわせて伝えていたが、年明け以降もフリーの身であった。
2025シーズン開幕後も新天地が決まらなかったエゼキエウだが、3月26日になってブラジル2部アスレティック・クラブへの加入が正式決定。2025シーズン終了後までの単年契約を結んでいる。そのアスレティックは、2023シーズンに3部昇格を果たすと、2024シーズンは3部リーグを2位で終了。上位8クラブによるプレーオフでも首位で終え、2年連続の昇格を成し遂げている。
現在27歳のエゼキエウは、2020年から5シーズンにわたり広島でプレー。J1リーグ通算67試合の出場で7ゴールと結果を残したが、2024シーズンはリーグ戦9試合の出場に終わっていた。
以前、ブラジルメディア『O Globo』のインタビューに応じた際、城福浩元監督(現東京ヴェルディ指揮官)との意見の食い違いでストレスを抱えていたことなどが原因で、一時うつ状態だったことを明かしていたエゼキエウ。母国で本来のパフォーマンスを取り戻したいところだ。