■病院での“プロフェッショナル”な対応
このギャグみたいな状態のまま病院に駆け込んだカップルを診察した医師は、顎の筋肉が痙攣していることで口が閉じられず、拳が抜けなくなっていたことを突き止めた。

(画像=画像は「YouTube」より,『TOCANA』より 引用)
医療チームはまず、患者を落ち着かせるためにリラックス音楽を流すというユニークな方法を試み、その上で口腔用の開口器を使い、顎の緊張を緩和する筋弛緩剤を注射。さらに顎の関節の構造を活かして、慎重に彼女の手首を回転させることで、ようやく“拳抜き”に成功した。
処置にかかった時間は約20分。大事には至らなかったものの、医師は「人の口に無理やり物を詰め込むと、神経障害や顎の脱臼を引き起こす恐れがある」と注意を呼びかけている。