ランドローバーが2026年モデルのレンジローバー・イヴォークの予約受注をスタート。PHEVモデル「P300e」にエントリーグレード「S」と「DYNAMIC SE」を新たに追加したほか、一部標準装備およびオプション装備の見直しを実施
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年3月21日、ラグジュアリーコンパクトSUVのレンジローバー・イヴォーク(RANGE ROVER EVOQUE)の2026年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。

車種展開は以下の通り。
■2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルターボエンジン(MHEV)搭載車
S D200:728万円
DYNAMIC SE D200:801万円
■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンターボエンジン(200ps)搭載車
S P200:661万円
DYNAMIC SE P200:701万円
■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンターボエンジン(249ps)搭載車
AUTOBIOGRAPHY P250:916万円
■1.5L直列3気筒INGENIUMガソリンターボエンジン+電気モーター(PHEV)搭載車
S P300e:739万円
DYNAMIC SE P300e:779万円
AUTOBIOGRAPHY P300e:916万円

2026年モデルのレンジローバー・イヴォークは、PHEVモデルの「P300e」にエントリーグレード「S」と「DYNAMIC SE」を新たに追加してサステナブルなラインアップをいっそう充実させるとともに、一部標準装備およびオプション装備の見直しを実施したことが特徴。また、従来設定していたDYNAMIC HSE P300e とDYNAMIC HSE P250は、カタログから外れている。
標準装備の面では、スペースセーバースチールスペアホイールを採用したほか、ダークブラッシュドアルミニウムのトリムフィニッシャーを追加してDYNAMIC SEに標準、AUTOBIOGRAPHYに無償オプションで設定する。


オプション装備については、ブラックエクステリアスタイリングパック(ブラックエクステリアパックとブラックブレーキキャリパーのオプションパック)や単独のブラックブレーキキャリパー、20インチ“スタイル1085”アロイホイール(ダークアガットグレイダイヤモンドターンドサテンブラックコントラスト)を全グレードで選択可能とした。


パワートレインは基本的に従来を踏襲し、D200が“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(204ps/430Nm)に小型統合電気モーターと電子制御式9速ATを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を、P200が“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(200ps/320Nm)+電子制御式9速ATを、P250が“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(249ps/365Nm)+電子制御式9速ATを、P300eが“INGENIUM”1498cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(269ps/280Nm)+電気モーター(80kW/260Nm)+リチウムイオン電池+電子制御式8速ATで構成するプラグインハイブリッドシステム(総出力309ps/540Nm)を採用している。

提供元・CAR and DRIVER
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