花粉が飛び交うこの時期は耳鼻科やアレルギー科、ドラッグストアのお世話になる人が多い。
なお、毎年花粉症のシーズンになると「スギ薬局はスギ花粉とグル説」が浮上するのをご存知だろうか。
■「スギ薬局」という名前にムズムズ
一口に「花粉症」と言っても、人によって苦手な樹木はそれぞれ。
しかし、最も多くの日本人を苦しめる「花粉界の親玉」を挙げろと言われれば、やはりスギ花粉一択となるだろう。今年も元気に飛散し、人々に地獄を味わわせている。
そしてこの時期、ネット上で飛び交うのが「スギ薬局」と「スギ花粉」の名前の共通点。「スギ花粉による花粉症の薬を『スギ』の名を冠した薬局へ買いに行く」という行為に、疑問を覚える人々が少なからず存在するのだ。
2月末には、タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが自身のXアカウントより「毎年のことだが、花粉症の薬を買いにスギ薬局に行くのは勇気がいる」と発信。多くのユーザーから、共感の声が上がっていた。