
ブラジル人MFヴァルデミール・ソアレスはJリーグ移籍の可能性が報じられるなか、3月25日までにブラジル1部ECヴィトーリアとの契約解除で合意。同クラブがソアレスの退団を公式発表しただけに、まもなく移籍先が正式決定するとみられる。
ソアレスの去就を巡っては、ブラジルメディア『Bahia Notícias』が24日に「ヴィトーリアで構想外」「日本からオファーが届いた後、ヴィトーリアと契約解除で合意」と報道。すると、ヴィトーリアも25日になって同選手との契約解除を発表。移籍金ゼロでのJリーグ挑戦は決定的だという。
そんなソアレスは現時点で鹿島の公式インスタグラムアカウント、FWエリキ(ヴィッセル神戸)、FWウェリントン(アビスパ福岡)、FWマルシーニョ(川崎フロンターレ)のインスタグラムアカウントをフォロー。ブラジル国内で移籍先のクラブ名は報じられていないが、日本国内ではフォローの関係性をもとに、移籍先を予想する声が上がっている。
現在28歳のソアレスは、身長176cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。コリチーバなどブラジル国内複数クラブやポルトガルのマリティモなどを経て、2025年1月にマリティモからヴィトーリアへ移籍。2025シーズンのバイーア州選手権では、決勝2ndレグまでの全13試合中3試合の出場にとどまった。
なお、鹿島はすでにFWレオ・セアラをはじめ外国籍選手を5名を保有。神戸も先日、町田ゼルビアからFWエリキを獲得したことにより、外国籍枠が埋まっている。そして川崎もすでに5名以上の外国籍選手を抱えているが、福岡は現時点で外国籍選手4名と、まだ余裕がある状況だ。Jリーグの第1登録期間(ウィンドウ)は3月26日まで。ソアレスの移籍先は移籍ウィンドウ最終日に判明しそうだ。