
日本代表MF遠藤航が所属するリバプール(イングランド1部)は今季のプレミアリーグで首位に立っている一方で、今夏にオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクやエジプト代表FWモハメド・サラーと主力選手が契約延長満了を迎える状況となっている。
そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、今夏に契約満了となるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)にレアル・マドリードが正式オファーを提示したという。
リバプール下部組織出身で2016年夏にトップチーム昇格を果たしたアレクサンダー=アーノルド。守備面では問題点を指摘されることも多々あるが、正確無比な右足のキック精度と攻撃センスを武器に今季もここまでプレミアリーグ28試合に出場して2ゴール6アシストの数字を残している。
1年前から関心を持っているマドリードは獲得に向けての交渉が進行中であり、関係者全員が合意に達することに自信を持っているとのこと。マドリードがイングランド代表DFに提示した金額はクラブの範疇に収まっており、フランス代表FWキリアン・ムバッペなどの金額まではいかないようだ。
また、イギリス『アスレティック』で記者を務めるダビド・オースタイン記者もマドリードは1月以降、獲得に向けた動きを強めていると報道。現在は負傷中の同選手は4月中に復帰するとも報じられているなかで、このままマドリードへの移籍交渉はまとまるのだろうか。