ガンバ大阪 写真:Getty Images

 ガンバ大阪は3月20日に行われたYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦で、高知ユナイテッドSCに2-1で勝利。2024シーズンの同大会で敗れた相手にリベンジを果たしたが、一部サポーターの言動に注目が集まっている。

 TikTokやXでは「勝ったのに野次っちゃうガンバサポ」として、高知戦の試合後に選手たちがゴール裏のサポーターに挨拶する時の様子がおよそ20秒間の動画により拡散。拍手等で迎えるファン・サポーターがいる一方で、「もっとやれよ、お前ら」「勝って当たり前やぞ!」「ヘラヘラするなよ!」といった罵声や心無い言葉が飛んでいる。

 このような一部サポーターの行為に、ネット上では否定的な意見が噴出。高知に対するリスペクトの欠如が指摘されているほか、心無い言葉を発した人物の特定や処分を求める声も相次いでいる。

 Jリーグは2025シーズン開幕前、選手、スタッフ、関係者等に対する誹謗中傷等の違法不当な行為について、法的措置を含めて厳正に対応する方針を明確にしている。このような選手に対する声も、場合によっては法的措置の対象となるかもしれない。勝利したにもかかわらず、ネガティブな言葉を浴びせられたイレブンの中で、一部選手が不快に感じている可能性も考えられる。