マンチェスター・シティ MFジャック・グリーリッシュ 写真:Getty Images

 前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティ(イングランド1部)だが、チームの心臓であるスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスを含めて負傷者が相次いだことから一時は絶不調に陥り、現在のプレミアリーグでは5位に位置している。

 イギリス『ミラー』によれば、チャンピオンズリーグでは決勝トーナメントにすら進めなかったシティのなかで、存在感がなくなりつつあるイングランド代表MFジャック・グリーリッシュは今夏の退団を希望しているという。

 アストン・ビラ(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせたグリーリッシュは、2021年夏にクラブ市場最高額の移籍金でシティへ加入。卓越したボールコントロールを武器にクラブの3冠達成などに貢献してきたなかで、今季はプレミアリーグ16試合に出場しているものの、わずか1アシストと寂しい数字になっている。

 そのグリーリッシュに関して今季のセリエAで9位と苦戦しているミランが獲得に興味を持っているとのこと。シティが移籍金4800万ユーロ(約78億1,000万円)を要求している一方で、ミランはこの金額を用意するのが難しいため買取義務付きのレンタルでの獲得を目指すようだ。

 なお、ミランは今冬の移籍機市場でシティからイングランド代表DFカイル・ウォーカーをレンタルで獲得。ここまでセリエA6試合に出場しているウォーカーに関してミランは付随している500万ユーロ(約8億1,000万円)の買い取りオプションを行使する方針だと報じられている。