松木玖生 写真:Getty Images

 U23日本代表MF松木玖生は現在、プレミアリーグのサウサンプトンからトルコ1部ギョズテペSKへ期限付き移籍中。期限付き移籍期間は2025年6月までだが、ここにきてブンデスリーガ移籍の可能性が報じられている。

 トルコメディア『Yeni Asir』は24日に「松木のもとに、ドイツからオファーが届いている。ブンデスリーガのホッフェンハイムとアウクスブルクがコンタクトを取っている」と報道。オファーの内容や交渉の進展度には触れていない。

 また、松木とサウサンプトンの契約は2028年6月まで残っているが、2024年夏にFC東京から同クラブへ移籍した際、代表歴等が発行の基準となるイギリスの労働許可証の関係で、ギョズテペSKへ期限付き移籍。A代表招集歴がなく、年代別代表でも2024年4,5月のAFC U23アジアカップを最後にプレーしていないだけに、2024/25シーズン終了後のサウサンプトン復帰は不可能と考えられる。

 なお、移籍先候補に挙がっているホッフェンハイムは、FW宇佐美貴史(現ガンバ大阪)の古巣であり、2024/25シーズンのブンデスリーガで14位に低迷。一方のアウクスブルクは9位であり、過去に宇佐美やMF奥川雅也(現京都サンガ)が在籍していた。

 青森山田高校時代に全国高校サッカー選手権を制し、FC東京でも高卒1年目から中心選手として活躍した松木。2024/25シーズンはトルコ1部リーグ戦23試合の出場で2ゴール4アシストを挙げているだけに、同選手のステップアップが期待される。