
ブラジル1部サントスで同国代表FWネイマールやMFジョアン・シミッチ(元名古屋グランパス、川崎フロンターレ所属)とチームメイトのMFディエゴ・ピトゥカ(元鹿島アントラーズ)に、Jリーグ移籍の可能性が報じられている。
ブラジルメディア『ge』は24日、同選手の去就について「サントスの控え選手である彼のもとに、日本1部リーグのクラブからのオファーが届いた」とリポート。「現時点で、サントスは交渉するための条件を提示していない」「日本の移籍市場は3月26日に終了するため、交渉が困難である可能性は高い」と伝えたが、2025年夏に移籍する可能性はあるという。またブラジルメディア『trivela』によると、サントスとピトゥカの契約期間は2027年12月まで残っているという。
現在32歳のピトゥカは、2021年から3シーズンにわたり鹿島でプレーした後、サントスへ復帰。2024シーズンはブラジル2部リーグ戦36試合の出場で4ゴール3アシストと、中心選手として1部昇格に大きく貢献した。
そして迎えた2025シーズンのサンパウロ州選手権では、14試合中6試合でキャプテンマークを巻いてスタメン出場も、2月下旬以降は出場時間が減少。『ge』は「ピトゥカはファビオ・カリーレ前監督のもとでコンスタントに起用されていたが、現監督が好む選択肢ではない」と、監督交代による序列低下の可能性を伝えている。
なお、サントス所属選手では、シミッチにもJリーグ移籍の可能性が報じられている。日本国内での実績を持つ2選手の去就から目が離せない。