サトウ食品は3月24日、パックご飯「サトウのごはん」の一部商品を休売・終売すると発表しました。
「サトウのごはん」一部を休売・終売 品目絞り需要増対応Fmr1VNGxO
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 24, 2025
これは、2024年夏に発生した「米不足」を受けて需要が急増し、生産が追いつかなくなったことへの対応とのことです。販売を終了するのは、すでに休売中だった「いわて純情米ひとめぼれ5食パック」など17商品で、いずれも2022年秋から販売を停止しており、再開の見通しが立たないと判断したとのことです。
サトウのごはんが一部の商品を休止or終売
担当者「パックご飯に使うコメが足りないというわけではない」
そもそも値上がりしすぎててもう手が出せない価格になってる気がする pic.twitter.com/z7UfKXi9KZ
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) March 24, 2025
また、「新潟県産コシヒカリかる〜く一膳5食パック」など5商品については、5月末ごろから販売を休止し、生産効率を高めて主力商品の供給に集中する方針です。再開時期は未定です。
サトウ食品、パックごはんの一部を休売と終売 pic.twitter.com/UxdmShL7VC
— ありゃりゃ (@aryarya) March 24, 2025
同社はパックご飯業界最大手で、60種類以上の商品を展開していますが、今回の対応により全体の約3割の商品を見直すことになります。
背景には、災害やコロナ禍を通じてパックご飯の常備食としての需要が高まったことや、単身・高齢者世帯を中心に日常的な利用が広がっていることがあります。同社は、2024年8月の米不足による需要増に対応するため、一部商品の出荷調整と生産効率化を目的に休売や終売を行うとしています。