サンドロ・トナーリ 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)は今季のラ・リーガで1試合未消化ながら首位に位置。2位のレアル・マドリード(スペイン1部)と勝ち点は同じであるものの、得失点差で大幅なアドバンテージを持っており、2年ぶりの優勝争いに向けて前進している。

 スペイン『ムンド・デポルティーボ』は、バルセロナはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するイタリア代表MFサンドロ・トナーリの獲得に興味を持っているとレポート。長期間にわたって同選手をモニタリングしているという。

 そのトナーリは2023年夏にミラン(イタリア1部)からニューカッスルへ加入。初年度の昨季は賭博違反で10ヶ月の出場停止処分を受けたが、今季は豊富な運動量と高水準のパス精度を武器にここまでの公式戦35試合に出場して3ゴール2アシストを記録している。

 先のカラバオカップではニューカッスルの70年ぶりの優勝にも貢献したトナーリに関してバルセロナは新型コロナウイルスが蔓延する前に移籍金6500万ユーロ(約105億1,000万円)に加えて若手選手の譲渡というオファーを提示していたとのこと。しかし、遺跡は実現することはなかったようだ。

 なお、トナーリにはセリエA復帰の可能性が取り沙汰されたものの、代理人が2028年夏まで契約を結んでいることからこの噂を否定していた。スペイン代表MFマルク・カサドが今季は台頭するなど、若手有望選手が中盤に多く在籍しているバルセロナだが、過去に獲得失敗に終わっていたトナーリの獲得に動くことはあるのだろうか。